bo-bo-記 rec.0112 01.04.04



僕の最近観たビデオひとくち批評34連発」
  


01.『エース・ベンチュラ』(94’米)

ジム・キャリー主演のおバカ映画。ジム・キャリーはホントにクドくて、おバカさんでイイのだが。映画としては全然面 白くない。竹下宏太郎とジム・キャリーがかぶるのはオラだけか。 1敗。

02.『屋根の上のバイオリン弾き』(70’米)

監督ノーマン・ジェイソン。日本でも有名なロングラン・ミュージカルの映画化作品。昔から、観よう観ようと思っていて、見過ごしていた作品。40歳にして初見。もっと地味に淡々とユダヤ人家族を描いた方が映画としては成功したのではないだろうか。主演のトポルは良かったが、脇の俳優さんがもっとステキに見えてほしかった。噂ほど感動は無く、ちょっと長かった。日本でもこの舞台がいまだにヒットしているのは謎。 引き分け。

03.『死と処女〈おとめ〉』(95’米)

「ローズ・マリーの赤ちゃん」のロマン・ポランスキー監督作品。 作家の小林信彦さんや川本三郎さんお薦めのサスペンス映画。期待したのだが僕はあまり好きではなかった。シガニー・ウィーバーもベン・キングスレーも芝居がクサイ。しかし『死と処女』ってイイ題名ですよね。 早くも2敗目。

04.『ボーン・コレクター』(99’米)

映画は原作を越えられるか!ハイ、無理です。そんな典型的な作品。原作を読んだ人はこの映画を絶対に観てはいけない。必ずガッカリします。 これで0勝3敗1分。

05.『グレイス・オブ・マイ・ハート』(96’米)

歌手のキャロル・キングをモデルにしたような主人公をイレーナ・ダグラスが好演。この女優、スタイルもセンスもよく、顔もちょっとヘンでオラはとても好き。この女優さんのことをよく知ってる方がいれば教えて欲しいゾ。オラは今日からファンだ。おお、イレーナ。オラのナニを早くイレーナ。失礼!マット・ディロンが演じた自閉症っぽいバンドマンはビーチ・ボーイズがモデルでしょうか。多分そうでしょう。 音楽も衣装も可愛い映画。ジョン・タトゥーロ、ブリジット・フォンダのキャスティングがいろんな意味でビミョウ。 イレーナ・ダグラスのおかげで辛くも1勝。

06.『東京兄妹』(94’日本)

市川準監督の非常に極私的な映画のような気がいたします。妹役の女優さん(栗田麗)への感情移入の仕方も監督の実に私的な部分のような気がいたします。どうして栗田麗さんの入浴シーンが必要なのか今度、監督に聞いてみたい気がいたします。けっこう市川監督は歪んでいる人だと思います。 そんな映画。 また1敗。通算1勝4敗1分。

07.『エリン・ブロコビッチ』(00’米)

スティーヴン・ソダバーグ監督作品。 オッパイ星人の女性が繰り広げるラブ・コメディかと思ったら。ちゃんとしたシリアス・ドラマでありました。以外に面 白く、クサくしない演出がよかった。ファースト・シーンでジュリア・ロバーツの運転する車が物凄い衝突事故を起こし。思わずビックリ。それもワンカット。えっ、まさか、ホント?だってジュリア・ロバーツだよ、ワンカットだからヘタするとケガしちゃうよ、危険すぎるよ、まさか本人じゃないよね。そう思ってビデオテープを巻き戻して見ること三回。微妙につないであるところを発見。そうだよナー、そんな危険なことしないよナー、保険 かけたら莫大なお金がかかるしナー、とひとりごちた。 ちなみにジュリア・ロバーツはこの作品でオスカーを手に。 2勝目。

08.『ハリケーン』(99’米)

冤罪により投獄された実在の黒人ボクサーが、勝利を勝ち取るまでを描いた人間ドラマ。僕は高校生のころボブ・ディランの「ハリケーン」というシングル盤を買った。一曲が8分以上もあって、B面 まで曲がまたがっていた特殊なシングル盤だった。このレコードのジャケットの裏には、収益の一部を彼(ハリケーン)の裁判の費用の一部に充てます、と書かれてあった。そうか、オラも彼の無罪を勝ち取る為の小さな小さな歯車のひとつなんだナ、とひとりで満足気な気持ちに浸っていた。でも、この映画を見ると。有名人たちのこれらの活動も、ある意味で売名行為としてしか受け取れない部分もあり、長続きはしなかった、とある。僕もあれからハリケーンはどうしたのか気にはなっていたが、日常的にはほとんど忘れていた。だけど、この20数年の間、ハリケーン達は刑務所で過ごしていたのだ。それも無実の罪で・・・・。そんなハリケーンを助けるのが三人のカナダ人。この人たちは本当にヘンな人達だ。あまり深くもなく、かといって浅くもなく、淡々とハリケ−ンを助ける。現代に生きる天使の新しい形かもしれないと思った。それにしても一番可哀想なのは、その日たまたまハリケーンと一緒に居た為に捕まってしまい、20数年ブチ込まれたしまった若者だ。彼のことを思うと自分はまだまだ幸せだナと思えます。ハイ。 音楽も良く、主演のデンゼル・ワシントンも好演。ノーマン・ジェイソン監督作品。もちろん勝ちで連勝。

09.『第17捕虜収容所』(53’米)

ビリー・ワイルダーの傑作の呼び声が高い作品。僕は初見。期待し過ぎて長さが目立ってしまった。あの口笛のテーマ曲はマル。しかし2時間は長い。 引き分け。 3勝4敗2分。

10.『マイシャル・ロー』(98’米)

デンゼル・ワシントンは熱演で相変わらずの熱演でイイのだが。ブルース・ウィルスがよくない。この人、位 の高い人と頭のイイ人の役は似合わない。というより基本的に演技派じゃないので。もっと、バカでノビノビしている役がやっぱり似合っていると思う。 そのせいで負けです。

11.『スカートの翼ひろげて』(98’英)

映像はキレイだし俳優さん達もみんなイイのだが。なぜかつまらない。第二次大戦下、イギリスの田舎町で生きるたくましい女性達の恋愛ドラマ。戦争中だからといって恋愛が急に美しいモノになるものでもないと思うのだが・・・・。恋愛は場所や時間がどう変わろうともあくまでも恋愛。それ以上でもそれ以下でもナシ。 またまた連敗。

12.『ビッグ・ダディ』(99’米)

小学生の息子は、まあまあ、と言っておりましたが。僕は途中で爆睡。 3連敗。

13.『御法度』(99’日本)

大島渚最後の作品といわれた作品ですが・・・・。正直いってつまらなかった。ビートたけしの芝居がクサイのにはビックリ。逆に以前のたけしの芝居の質感をシッカリ真似た崔洋一がなんともしれん存在感を醸し出し好演。演技って深いのネ。4連敗。

14.『シュリ』(99’韓)

僕は韓国映画は恋愛ドラマを描くのが非常にヘタクソだと思うのですが、どうでしょう。俳優人もキムチのように演技がクサイ。 5連敗。

15.『クッキー・フォーチュン』(99’米)

ロバート・アルトマン監督作品。好きな監督の映画なのですが。この監督、ムラがあります。これはダメな方の映画。 6連敗。

16.『橋の上の娘』(98’仏)

大好きなパトリシア・ル・コントの作品。が、これまたハズレで退屈。 この監督ただの女好きでは・・・・。 7連敗でいまだトンネルの中、3勝11敗2分。

17.『グラディエーター』(00’米)

評判程面白くなかったゾ。個人的にローマ帝国時代の映画が好きじゃないって言うのもあるけれど・・・。アカデミー賞取るほどのことはなかったと正直に思う。それでもさすがはリドリー・スコット。映像美には目を見張るモノがありました。 ちなみにラッセル・クロウという俳優さんは普段はイカレタポコチンアメリカンだそうだ。 そんなわけで引き分け。いまだ勝ちにはつながらず。

18.『リプリー』(99’米)

名作「太陽がいっぱい」のリメイク。映像の美しさといったらありません。ホントにキレイでイタリアの水っぽさが見事に画けていました。話もとても面 白く思わず見入ってしまうのですが。欲を言えばいまひとつ人間が描けていないため、人間不在の感が否めない。我が家の女性軍はジュード・ロウがお気に入りの様子。そんなにカッコイイかなあ。けっこう田舎のアンちゃんという感じだが、まあ、いいか。期待のグウィネス・パルトロウは物足りない感じ。どうしちゃったんだろう。オラが心配してもしょうがないか。マット・デイモンはたしかにウマイのだが、やはり僕はあまり好きじゃない。芝居の質が日本の堤真一に似ていると思っているのは僕だけか。そんな中、すごくステキだったのがあの「エリザベス」のケイト・ブランシェット。不思議で妖しくて可愛かったゾ。おお、ケイト、ベェリー・グーだ。ケイトのおかげで1勝だ。良かった。4勝11敗3分。

19.『シンプル・プラン』(98’米)

お金をめぐる恐ろしい人間の欲望と。そして執着するが故にいつのまにかハマッて行く人生の袋小路。ああ、ホントにお金って恐ろしいのネ。こんなにお金が人間を変えてしまうのだったら、お金なんてもう要らない。ウソだけど。 引き分け。

20.『アメリカン・ビューティー』(99’米)

アカデミー賞を取らなかったら傑作になっていた作品。オスカーを取ってしまった為に名作に。名作は傑作より劣る。僕の個人的な考え方だけどネ。美しくてちょとヘンな作品。このヘンなところが今の時代に合っているのでしょうネ。 勝ち。5勝目。

21.『オール・アバウト・マイ・マザー』(99’スペイン)

とてもイイ話だし。俳優さんたちもみんなイイのだが。このペドロ・アルモドバルという監督の持つ感覚が僕はあまり好きじゃない。スミマセン好みじゃないのです。ほんとにイイ映画なんですけどネ。すごく気の合うイイ女とセックスしたら、セックスだけが合わなかった、そんな感じに似ています。 だから引き分け。

22.『マグノリア』(99’米)

「ブギー・ナイツ」のポール・トーマス・アンダーソン監督作品。長い、けど面 白い。残尿感有り、けど面白い。人間の黒い部分を突出させ過ぎ、だから面 白い。音楽の使い方はウマ過ぎ、でも長いけどネ。 6勝11敗5分。

23.『ミラクル・ペティント』

ダメ、ダメ。面白そうだったので借りたのですが、まるでダメでした。 久しぶりの大負け。

24.『ビッグ・ムービー』

スティーブ・マーティン、エディ・マーフィー主演。馬鹿馬鹿しい。とてもダメな映画なのだが。馬鹿馬鹿しくて勝ち。でも観る価値はナシ。 7勝目

25.『TAXi 2』

昨年フランスで大ヒットしていたらしいのだが。まったくダメ。日本を意識して作ったのが敗因では。前作が良かっただけに残念。 13敗目。

26.『クリクリのいた夏』(99’仏)

フランス映画はときにこういった静かで爽やかな感動の作品をポコンと創ってくれるのでウレシイ。 8勝13敗5分。

27.『アンドリューNDR114』

ロビン・ウィリアムスの“イイ人演技”はもう飽きた。というよりウンザリ。 ロビンよ悪役をやらないか。 14敗目。

28.『エイミー』(97’豪)

いかにも安っぽいオーストラリア産オージー的感動映画。 15敗目。

29.『M:i−2』(00’米)

アクションはイイのだが。ジョン・ウーは恋愛ドラマがヘタすぎ。 女は出さない方が賢明だ。まったく色っぽくないし。プリプリ(怒)。 したがって引き分け。

30.『エニイ・ギブン・サンデー』(99’米)

始めはあんまり面白くなかったが、最後にはそこそこのところに持って行く、そんな力業(ちからわざ)がオリバー・ストーン監督にはあるらしい。 どうでもいいことだがキャメロン・ディアスの頬っぺたが宍戸錠ばりになってきたと思わないか、そこの人。 9勝15敗6分。

31.『パットン大戦車軍団』(70’米)

往年の名作ですが初見でした。戦争映画かと思っていたら。戦いに取り憑かれてしまった一人の男の人間ドラマでした。とても長いけど面 白かった。ジョージ・C・スコットは好演。この人を日本の俳優さんに置き換えると誰かなと思ったのですが。もう亡くなった成田三樹夫さんなんか生きていたら、こんな感じの俳優さんになっていたと思います、キット。 戦う男は勝ちです、連勝。

32.『エドtv』(99’米)

ほとんどハズレのないロン・ハワード作品。今回も面白かった。 町のビデオ屋に勤める普通 の青年がテレビ局のオーデションにひっかかり、自分の私生活をテレビに流すことになるお話し。もうひとつの「トゥルー・マン・ショウ」。二つを見比べて見るのもいいでしょう。「僕たちのアナ・バナナ」のジェナ・エルフマンがヒロインを演じていて可愛かった。タイプです。 でも日本のバラエティー番組も随分前からこれに近いことをやっていて視聴率を稼いでいると思う。人間は自分だけ特別 視されることに満足を覚えるのです。 3連勝で11勝15敗6分。

33.『ミッション・トゥ・マーズ』(00’米)

近未来の世界。火星で謎の事故が起きた。それを調べに行くためゲーリー・シニーズ、ティム・ロビンス扮する宇宙飛行士が火星へと飛び立った。 途中までは面白いのだが、最後の方は万博の未来館で上映する“宇宙の成り立ち”的映像になってしまい。なんだかナーである。 デ・パルマ作品。 でも、まあ半分は楽しかったので引き分け。

34.『大いなる遺産』(97’米)

ディケンズ原作。46’にデヴィド・リーン監督も作っております。それのリメイク。脚本にもう少しキチンとした人物描写 とストーリーの説得力がほしかった。イーサン・ホーク扮する主人公が画く絵はとてもイイ。グウィネス・パルトロウは美しくてエッチ。それにしてもクリス・クーパーは渋い役者である。 引き分け。

今回は通算11勝15敗8分でした。

 

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