bo-bo-記 rec.0171 03.09.06



「大川興業第28回本公演」

  


 ここに大川興業第28回本公演「Show The BLACK」のチラシがある。大川興業とは、大川豊氏を総裁に立て、学生服を着て、ドンと咲いた花火だキレイだなぁー、と歌うお笑い集団で、構成員のひとりに江頭2:50がいる。
 そのチラシの中に大川総裁の次の一文が載っている。

今回の本公演は、思い切って見せない舞台というのをやりたい。つまり
音だけの世界の舞台だ。真っ暗闇が約一時間半続く予定でいる。無言劇
があるなら、無見劇があってもいいはずだ。みんなも経験があると思う
が、真っ暗な部屋の中で時計の音だけが気になったりすることがあるだ
ろう。つまり、耳がある種の目の役割をする可能性が高いとオレは思っ
ている。一度映画館のど真ん中に座り、アイマスクをして観たことがあ
る。確かに音はデジタルサラウンドで、ありとあらゆるところから出て
いるのだが、どうしても音が一定しているので、人の気配を感じること
ができない。やはり、バーチャルでしかなかった。しかし、映画ではで
きなかった感情移入も、舞台でならできるのではないかと思っている。
音だけで見る舞台。音だけの世界というのは、オレも稽古場を真っ暗闇
にしてやってみたことがあるけれども、自分自身で舞台をイメージする
可能性が高い。なぜなら、自分の暗闇の中の不安を取り除くために自分
なりに映像を作るからだ。まさにこの暗闇というのは不思議で、例えば
ブラックホールというのはありとあらゆる物を吸い込み、時間さえも遅
らせてしまうという。この暗闇の世界を作っているだけで精神さえも吸
い込まれてしまう。死の恐怖を感じるような精神の吸い込みを持ってい
るのではないか。笑いが勝つか、暗闇が勝つか、勝負する舞台と言って
も過言ではないだろう。
「ShowTheBLACK」笑いになるのかそれともただ怖いだけなの
か。オレにも、全く予想がつかない。しかも出演者は一切公開しないし
終わってからも公開しない。構成員や新人がいるかもわからない。どこ
からか客演を呼んでいるかもしれないが、それもわからない。つまり想
像するところからこの舞台は始まり、終わってからも想像する舞台にし
たい。ケネディが言った「国民が国に何をしてもらうのかではなく、国
民が国に何ができるのか」のような感覚で、自分がこの舞台で何ができ
るのかというくらいの積極的な気持ちで観に来て欲しい。

 どうだろう、この文章を読んで、この舞台を観たくないわけがない。とにかく僕は観てみたい。そしてできれば出てみたい。ああ、もう、これ以上は言えない。
 場所は下北沢スズナリ。日時は9/30〜10/5の19時開演。
 お問い合わせは大川興業03-3457-7625
 よろしかったら是非。
 って、これは宣伝か?

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