(C)DHD Multimedia Gallery,Bruno Girini
クリスチャンラディック号は、1937年にノルウェーの民間の学校の練習船として建造されました。
しかし処女航海からもどったとたんに第2次大戦が始まり、ドイツに買われて
潜水艦用の軍用船となり、終戦間近にフレンズブルグ港に係留中に連合軍の空爆を受けて
ほぼ撃沈されるという、さんたんたる歴史があります。戦後フレンズブルク港で発見された時、ラディックは
メインマストの一番上のヤードがかろうじて水の上にでているだけだったそうです。
しかし、彼女は(船は何語でも女性名詞で形容されます)ノルウェーによって
なんとか引き上げられ、そおっと曳航され、ノルウェーの
彼女が生まれたドックで元の姿に修理されました。
そして1947年、クリスチャンラディックは、今見るのと同じ美しい姿で
練習生たちをのせて、航路に帰ってきました。以降さまざまな帆船フェスティバルやレース、
映画(「ウィンド・ジャマー」堂々の主演です)に登場し、2005年の今も現役です。
クリスチャンラディックは、白い帆、白い船体(ここまでは日本丸と同じ)、
そして白いマストと白いヤードをもっています。それらが色あせたりはげたりしているのを
みたことがありません。1980年代から今まで、様々な状態の帆船の写真をみましたが、
ラディックだけは変わらない...いつも新しい船のように美しい。
日本と同じ漁業国ノルウェーのプライドを見るようなメンテぶりです。
ソグネフィヨルドをゆくC.Radich。(C)DHD Multimedia Gallery,Bruno Girini →
なお、この船、今は学校用ではなくなり、一般客が乗ることができます。
ただし、とにかく操船に人員のいる、油圧ウィンチなしの
帆船ですから、遊ばせておくお客はいない...全員操船のお手伝いをさせられます。
ハハハ。2005年はたしか帆船レース時も、一般人が参加できます。
★Christian Radich加レースの一部:
TallShipRace2004シュテルベルグ:クラスA中3位
↓お好きなサンプルをマウスでクリックすると背景が変ります。
ポインターを背景の上まで移動してから、
「背景(画像)を名前をつけて保存」
を選び適当な名前で保存してください。
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