¶Ryo2 の椎間板ヘルニア


〔注〕 このページは画像サイズ縮小のため色数をかなり落してあります 腰痛については以下が、結構詳しいです。
● 腰椎々間板ヘルニア Lumbar disc hernia
腰椎々体間にある椎間板内の髄核(Nucleus Pulposus)と呼ばれるゲル状物質 (図の黄色部分)が突出・脱出する病変を言います。広義には骨端軟骨板、 繊維輪など髄核以外のものが脱出するものも含み、しばしば神経根または 硬膜管(dural tube)を圧迫し、腰痛、坐骨神経痛を引き起こします。

● 磁気共鳴画像 MRI (Magnetic Resonance Imaging)
核磁気共鳴コンピュータ断層撮影 NMR-CT(nuclear magnetic resonance computed tomography)とも呼ばれる 人体に侵襲のない検査法のこと。高い磁場内に被検者を置き、磁場強度を 変えたときに組織の持つ水素核含有量に応じて、発生する共鳴信号を コンピュータ処理して画像にします。放射線被曝はありません。 たまに気分が悪くなるという方もいるようですが、私のの経験に依れば 少々からだが暖かくなるので、じっとしていると眠くなります。

● 腰椎々間板ヘルニアのMRI画像(私の腰)
オレンジ色の矢印がヘルニア塊を、緑の矢印が神経根を指しています。 脊柱管は、T1強調像(左)では灰色で、T2強調像(右)では白(高輝度) で写っています。変性した椎間板はT2強調画像で黒っぽく(低輝度)写っ ているのが判ります。T2強調像は矢状断像(上)、横断像(下)共5mm ずらしたスライス2枚ずつおいてあります。

T1WI Scout View T2WI Sagittal View

T1矢状断像(28KB) T2矢状断像(128KB) 椎間板ヘルニアの図(11KB))

T1WI Axial View T2WI Axial View

T1横断像(27KB) T2横断像(29KB)


● ちょっとインチキな逃げ道
保存的治療で改善がない場合、外科的治療が適応となります。
椎間板内酵素(キモパパイン)注入療法は重篤な副作用のため日本では 認可されていません。
私が受けたのは経皮的髄核摘出術 (Percutaneous Nucleotomy)という方法です。

椎間板断面の模式図(38KB)
皮膚から3mm程度の細い外筒を椎間板に接するところまで入れ、線維輪 (Annulus Fibrosus)を破って髄核(Nucleus Pulposus)のみを削除摘出し、 椎間板内圧を下げることで神経根の除圧を図るというものです。


プローベ先端の構造(66KB)
手動/電動/気動の各方式がありますが、私の受けた方法は自分でも治療に 使っている気動式で、吸引とカッターが一体になったものです。


使い捨てセット(66KB)
このセットはすべて一人につき一回しか使わないディスポーザブルになって います。



≪注意≫
本来、この治療は私のような線維輪から脱出した形の 椎間板ヘルニアには適応にならないのですが、そのシーズンにスキーに行き たいばかりにこの方法を選び、うまくいってしまったのは、たまたま好運 だったからかもしれません。 この方法が適応になる形のヘルニアは限られているので、「をっ、俺もやって もらおう」などとは気軽に考えないよう気をつけましょう。 駄目でもともと、治らなかったら手術もやむを得ないという覚悟で受けるべき 治療方法です。



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